世田谷区 三軒茶屋内科クリニック 痛風外来 高尿酸血症 プリン体

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痛風外来

痛風外来

痛風外来について

痛風とは

痛風とは

痛風は尿酸という物質が体の中に溜まり、それが結晶になって激しい関節炎を引き起こした状態です。
痛風は、その発症前に血中尿酸値の高い状態が長い間続きます(高尿酸血症)。それを放置すると、尿酸が関節の中で固まって結晶になるために関節炎を起こし、ある日突然、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れて痛み出すのです。この痛風発作の痛みは、往々にして耐えがたいほど強烈で、「痛風」という病名には「風に吹かれただけでも痛い」という意味合いが込められています。
痛風発作は、抗炎症薬を用いると、多くの場合、比較的早く治ります。しかし、大抵は1年以内に同様の発作が起こってきます。こうして発作を繰り返しているうちに、足首や膝の関節まで腫れ始め、発作の間隔も徐々に短くなってきます。そして関節の痛みに留まらず、体のあちこちに結節ができたり、腎臓が悪くなったり、尿路結石ができたりしてきます。
また、痛風を起こす人は、そうでない人よりも心筋梗塞などの心血管障害や脳梗塞などの脳血管障害になりやすいことがわかっています。これは、痛風には糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が合併しやすく、そうすると動脈硬化が加速度的に進むためです。
この病気の研究は進み、良い薬も開発されているため、適切な治療を受け、生活改善を心がければ、まったく健康的な生活が送れます。しかし、放置すると怖い病気ですので、医師に相談の上、きちんと治療を受けることが大切です。

高尿酸血症について

高尿酸血症について

内臓脂肪が蓄積されると、脂肪細胞からたくさんの遊離脂肪酸が分泌されます。それが血流に乗って肝臓に運ばれると、プリン体の代謝が過剰になり、その代謝の結果生じる老廃物である尿酸もたくさんつくられるようになります。血液検査によって尿酸値が7mg/dL以上確認されると、高尿酸血症と診断されます。この状態が長く続くと、痛風や尿路結石といった激痛を伴う病気になりやすくなります。
また、高尿酸血症の患者数は、現代では500万人以上と言われており、痛風患者の10倍以上です。その7割にメタボリックシンドロームがからんでいると言われます。尿酸値が高いほどメタボリックシンドロームの頻度が高くなり、メタボリックシンドロームの保有因子数が多いほどに尿酸値が高くなるという報告がありますし、内臓脂肪が蓄積するほど尿酸値が高くなるという報告もあります。
高尿酸血症だけでは特に症状は生じませんが、だからと言って軽視せず、メタボリックシンドロームや生活習慣病、また動脈硬化を予防する観点からも、放置しないことが肝心です。

高尿酸血症の治療

高尿酸血症の治療

高尿酸血症の食事療法では、まずエネルギー(カロリー)の摂りすぎに注意しましょう。摂取エネルギー量を控えれば、内臓脂肪や体重が減少してきますし、多くは体重の減少に伴って尿酸値も下がってきます。
また、尿酸はプリン体という物質から産生されますので、プリン体を多く含む食品の摂りすぎに注意しましょう。
糖分の摂り過ぎも、尿酸値を上げるだけでなく、メタボリックシンドロームや糖尿病などのリスクを高くするので気をつけましょう。
水分を十分に摂ることも大切です。尿の量が増えると、尿酸の排泄量が増加しますし、尿路結石の予防にもつながります。アルコールは尿酸値を上げる作用があるため、節酒を心がけましょう。特にビールはプリン体を多く含むので、注意してください。
こうした食事療法と併せ、運動で肥満を解消することも大切です。
また、医師が必要と判断すれば、尿酸の体内での生成を抑える薬や尿酸の排泄を促す薬などが処方されますので、指示通りに服用してください。

プリン体を多く含む食品

  • レバー類
  • いくら
  • たらこ
  • えび
  • いわし
  • にしん
  • かつお
  • 干し椎茸 など